悪性黒色腫


昨日、検査の結果でウィンキーがガンだと宣告された。
その名も「悪性黒色腫」(あくせいこくしょくしゅ「メラノーマ」とも言うみたい)。
再発率の高い、もっともたちの悪いやつ。
まだ転移は見られないものの、転移するとしたらリンパ液にまずいくらしい。その後は肺。肺に転移したら一カ月もたないらしい。


ウィンは今月23日で11歳になる。
お年ではあるが、まさかこんな大病になると思ってもみなかった。
わたしが大学の頃にやってきたラブラドール。
わたしの人生のいろいろな場面をウィンキーは見て来た。
卒業、就職、転職、一人暮らし、結婚…
ぜんぶ近くで見てたよね。助けてもらったことばっかりだ。


犬だろうが猫だろうが家族なのだ。
悲しいのは当たり前。


助けたい。
でも、痛いとか苦しい治療は避けたい。
いろいろ母と悩み中です。
ひとまず転移していないか確認のため月一の検査を強いられ、
マイタケ成分の入った抗がん剤を飲むという方向。
明日から餌にたらすんだそうです。


いつかはみんな死ぬんだけど、わかってるけど
だめだ、ショックだ。
油断すると涙目になる。
でも泣かないようにする。
泣く時間あったらその分ウィンさんと遊ぶことにする。
ウィンキーにとって日常はすべてなのだ。人生そのもの。
だから大事にしなくては。


夢。わたしたちのお店のプレオープンの日に、むんちゃんの家族とわたしの家族、もちろんウィンキーも招待してね
わたしたちのご飯で、みんな笑ってて、あったかい時間を過ごすこと。


だからウィンキー、いっしょにがんばろうね。


ある夏の日のむんちゃんとウィンキー。