新しい一日目


わたしが会社を辞めて、
最初にアルバイトしたお店
『フロレスタ』が、昨日閉店しました。


そこで得たものはわたしには大きく、少なからず『飲食』の世界に居られたことは大きい。
小さくても成長できたといいなぁ。


包装するわずかな時間にお客様と楽しく話して、
うちのドーナツでニコニコ喜んでくださり、接客の楽しさと
その反面、難しさも知った(ような気でいる)


また、製造する楽しさ。おもしろさ。
作ったものを美味しいと買ってくれる喜び。
これは初めての経験でした。
ドーナツの生地以外にもいろんなの作った。
発注もさせてもらっていたので勉強になった。


共に働く仲間たちは本当にみんなよく動き、よく働き、
わたしも学ぶことも多かった。
辞めてしまった店長もバイタリティあふれる下町のアイドルで、
辞めたあとにも『店長さんいますか?』とお客様にたびたび聞かれるほど。
いつも安定したにこにこ笑顔でいつも救われた。
お世話になりました。


お店の中は気遣いの世界。
限られた時間と空間で瞬時に判断し即行動。毎日これの繰り返し。

お客様にはその時のお店の状態が悪くても決して見せては行けない。
いつも楽しく、気持ちよい接客を心がけた。
もちろん厨房の中も楽しく気持ちよくね。


辞めてしまった店長以外みんな年下だっけど、
そんな事を感じさせないしっかり者でわたしは頼ってばかりいたなぁ。


仕事以外の話することも多くて、音楽や旅行や家族のこと学校のこと
恋愛のこと。
そんな時はそれぞれの考えや意見を聞くのが楽しかった。
言葉が合っているかわからないけれどみんなかわいくて、
ここで働けたからこそ出会えたと思います。
みんなどうかいつまでも元気で、幸せになってほしい。


会社への不満や不安、
行くのがやだなぁとかめんどいなぁと思う日ももちろんあったけど
ここでみんなと働けてよかったと心から思います。


本当にありがとうございました。