ボーン

わたしは33年前の昨日生まれました。
お祝いの言葉やプレゼントをどうもありがとうございました。
ツイッターやメールでおめでとうも嬉しいけれど、
手紙や贈り物もやはり嬉しいものです。
紙に書いたメッセージを見るのは開けるのにドキドキする。
文字にも個性があるし。

最近は手紙を交換しなくなっているけれど、よく交換していた友達と手紙のよさについて話したことがある。

どの手紙のデザインがいいか選ぶ楽しみ。
間違えないようにかかなくちゃという緊張感。
曲がらないように切手を貼る作業。ポストに持っていく作業。

今じゃ「めんどくさい」という一言で終わってしまいそうなことばかりかも知れないね。
でも、その一つ一つが嬉しかったりする。


こういうのが甲斐みのりさんの言う「叙情あるものづくり」に繋がるのかなと思います。これ、わたしの好きな言葉のひとつなんだ。
私自身、エセ乙女なので、みんなに手紙ばかり書いているわけではないけれど、手紙は好きだ。


友達にセミドライフルーツをたくさんもらったのでその一つを使ってパウンドケーキを焼いた。

「いちじくとくるみのパウンドケーキ」
いちじくは半乾燥だそうで、カラカラではなくぷにっとやわらかい。
これがまた絶妙な食感!
お菓子作りが一層楽しくなるわ。ありがとう!


誕生日の夜は外食。お気に入りのカレー屋さんで。
ここに来ると「がんばろう」とシュッとなれる。
わたしたちの目指す料理、雰囲気とはまた少し違うけれど、
「在り方」がいいのだ。うまく言えない…
到底及ばないけれど目標としてがんばろうと心をあらたにしました。