王様のレストラン


秋になりました。
空は高くなり、雲が空一面に広がっていく。
自転車に乗って風に吹かれているのが気持ちいい。


わたしはまた新しいアルバイトを始めることにした。
このまま行ってもカフェを開業できるのは来年の3月。
それもうまく行けばの話。
少しでも経験を積んでいたいというのもあり、やる事にしました。


開業にかかる費用の計算をするとはぁーとため息。
同棲し始めてから2人で貯金してきたほとんど、
親から結婚した時にもらったお金とか全部なくなっちゃう。
まったくもっておそろしい話だ。


先日、兄の友達と話をさせてもらった。
その方はお店をやっていて、いろんな話を聞いた。
「失敗しても、若いしやり直せるんだから楽しくやりなよ」
と言ってくれた。
いや〜そうは言っても、、、
でもわたし、「楽しく」を最近忘れていたような気がする。


やんなきゃ、やんなきゃ、、とやるべき事を一つ一つこなしていく事が進んでいると思っていた。でも、忘れちゃいけない。
将来の目標のためにやってるんだってさ。



客観的な目で見たり、考えたりすることはどんな仕事でも必須。
最近、大好きなドラマ「王様のレストラン」を見てる。
超面白い。あの感じ好きだな。いろいろ勉強になっちゃうよ。
プロ意識、チーム感とか思いやりとか目標、夢、
いろんなものがあの世界につまっててわくわくする。


今日も見ちゃうよ。

青汁、(飲み)はじめました。

入籍して昨日で丸4年経ちました。
はやー
時の流れについていけぬよ…
妹夫婦は子供がいることもありすっかり大人になっています。
子供がいるとお母さんも成長するんだなぁ。


一カ月前から始めたこと。
なんと!通販の青汁を飲むようにしたのです。
とんだじいさんばあさんです。


でも、お店はどちらかが病気になったらそこで経営できないし
わたしが、健康維持にはこれしかない!と強く提案したのです。


健康はほんっと大事だ。まじでね。
まずまわりに迷惑かけるし。
自由にひとり電車に乗っていろいろ行けなくなってしまってから
めっきりこのへんだけ。たまにがんばるけれど。
吉祥寺の雑貨屋さんに行きたいし、美術館も行きたい。
映画も見たいし、何より場所を気にせず働きたい。
でも、、今はこのへんでいい。
きっと、がっつりと地元にいられるのも人生のこの期間だけだろうな。
親や兄妹、ウィンキーとこんな風に頻繁に会うのは大学卒業時以来かな。そう思うと貴重だ。大事に過ごさないと。



先週、お世話になってる友達を呼んで手作り料理を振る舞ってみました。緊張するしこれまた勉強になった。
器のこと、盛りつけの事、量、段取り、、などなど。
家庭用のキッチンじゃ限界があったけどね〜
すごい楽しかった。


お客さまに「ちょっと特別な感じ」みたいなのを提供できるように
それを自然にできるように
楽しんでできるように、これからもがんばってみる。

新しい一日目


わたしが会社を辞めて、
最初にアルバイトしたお店
『フロレスタ』が、昨日閉店しました。


そこで得たものはわたしには大きく、少なからず『飲食』の世界に居られたことは大きい。
小さくても成長できたといいなぁ。


包装するわずかな時間にお客様と楽しく話して、
うちのドーナツでニコニコ喜んでくださり、接客の楽しさと
その反面、難しさも知った(ような気でいる)


また、製造する楽しさ。おもしろさ。
作ったものを美味しいと買ってくれる喜び。
これは初めての経験でした。
ドーナツの生地以外にもいろんなの作った。
発注もさせてもらっていたので勉強になった。


共に働く仲間たちは本当にみんなよく動き、よく働き、
わたしも学ぶことも多かった。
辞めてしまった店長もバイタリティあふれる下町のアイドルで、
辞めたあとにも『店長さんいますか?』とお客様にたびたび聞かれるほど。
いつも安定したにこにこ笑顔でいつも救われた。
お世話になりました。


お店の中は気遣いの世界。
限られた時間と空間で瞬時に判断し即行動。毎日これの繰り返し。

お客様にはその時のお店の状態が悪くても決して見せては行けない。
いつも楽しく、気持ちよい接客を心がけた。
もちろん厨房の中も楽しく気持ちよくね。


辞めてしまった店長以外みんな年下だっけど、
そんな事を感じさせないしっかり者でわたしは頼ってばかりいたなぁ。


仕事以外の話することも多くて、音楽や旅行や家族のこと学校のこと
恋愛のこと。
そんな時はそれぞれの考えや意見を聞くのが楽しかった。
言葉が合っているかわからないけれどみんなかわいくて、
ここで働けたからこそ出会えたと思います。
みんなどうかいつまでも元気で、幸せになってほしい。


会社への不満や不安、
行くのがやだなぁとかめんどいなぁと思う日ももちろんあったけど
ここでみんなと働けてよかったと心から思います。


本当にありがとうございました。

げ ん ぱ つ

葛飾区の水元公園がやっと除染の対象になった。
対応が遅いと感じる。
東京にも放射能がたまっている。
きっと、あちこちに。
今日も家の近くの公園では元気に子供たちが遊んでる。
見えないからみんなの中から忘れられてゆくけれど、
これがまたこわい。


原発について知らないことばかりだったのに、
今では家族やとはなんとなく話す。
友達とかバイト先では話さないし、そういうものじゃないと思っていた。だって折角の楽しい時間がもったいないし、ってね。
そのときは忘れててそれなりに忙しいから。

でも、最近自分の中で水元公園の事で思うところがあり、
ちょっとここに書いておきます。
別にわたし、活動家でも何でもないしがない一区民。


大飯原発再稼働。しかも期限なしとか。
制御できなかった原発をこんなに早く再稼働しちゃっていいのか。
安全神話はすでに崩壊してるというのに。
誰にも「大丈夫です」「安全です」って言えない状況なんじゃない?


こんな中でさ、子供がみんなガンになったら誰がどう責任とんの?
そのころあんたらみんな死んじゃって居ないくせに。責任とれんだろ!


電気が、仕事が、世界の中の日本の立場がって
経済に影響するのも想像だけどわかる。
それで職を得てる人もたくさんいるだろうし。
また、今年の猛暑対策だと言われている。
お年寄りが熱中症で亡くなるか…いや、わかるし大変だけど
原発事故とのスケールが違いすぎる。
熱中症対策の方が明らかに対策練りやすいだろ。
節電、停電、送電とか駆使してもダメなんだろか。

お金か…お金なんだな。結局。もの凄いお金が動くんだろね。
お金は大事だよね。

でも腑に落ちない。
天秤にかけてるのは命だ。
しかもたくさんの、そして未来の。
命。

この考え方は甘いの?わたし、わかんないよ。
水元公園が除染だよ、立ち入り禁止で柵があるよ。
東京のへんぴなとこにある公園だよ。
おおごとなんだよ。


日本が今まで地道に築いてきたものって、そんなに原発ないとだめなの?活かされないの?


すべらない話見たりとか、バンドとか、カフェの事とかあるし
ドーナツもあるし、ウィンキーも心配だしさ
原発のことばかり考えて生活してるわけじゃないけれど
一度考えるとものすごくモヤッとするんだ。
それがいやなんだ。


著名人がなんか大きくやってくれないかな。
あの復興のCMみたいに。和田アキ子とかさぶちゃんとか
松田聖子とか福山さんとか
ジャニーズとか。「節電がんばるから再稼働まった」とか言って。
…だめか。


見えないから都合よく忘れられる放射性物質
河川敷で野球をする少年を眺め、
土手で深呼吸もするよ、そりゃあね。

泣いた後が肝心

水無月。早いなぁ。


そんな先日、久々に悔し涙を流した。
この年になるとよっぽどでないと泣かない。


感動の涙、悲し涙、悔し涙、嬉し涙いろいろあるけど、
わたし、今までで一番多いのが「悔し涙」です。
涙が出るときは感情があふれるとき。
でもその時は、一つ何か解決するチャンスの時なのかもなと今は思える。
だから、よく考えて行動しなきゃー


さて、今一番ほしいもの、「グラインダー」!
コーヒーの香り、ほんともう、やばい。
なんて幸せを感じるんだろう。自家焙煎のカフェとか、専門店に行くと
一瞬でうわぁー!ってなるよ。日常の、ちいさなしあわせの香りね。
美味しいコーヒーをていねいに淹れる。
ていねいにが大事よね。


わたしたちはコーヒー豆にすこしこだわりたいのでいろいろ研究しないとなぁ。
あとはフードコーディネーターの資格を取りたく、勉強しています。
勉強おもしろい。
でも続かないから落ちたりするかもね。
そしたらそれについては今後触れないことにします!


いやー。わたし、進んでるように見えるでしょ?
それがね、実際そうでもないの。びっくりするぐらい。
ここに書いてるけどね、あれ?みたいなぐらい進んでない。
どうしよう、それに気づいて今も焦るけど、きっと寝たら忘れちゃう。
むんちゃんも同じだからやばい。
今日は雨だからいいかな…(おい)


気を引き締めてがんばります。

カフェのない街



上の写真は山形の冷やし肉うどん。
アンテナショップで購入したんだけど、鶏肉とねぎのシンプルな味。
おいしかった。
田舎があると、こういうの懐かしく感じたりするんだろなぁ。
わたしは生まれも育ちも東京だから、
あんまりグルメが浮かばない。


東京とは言え、場所によって異なった地域性がある。
わたしが住んでる街はカフェ文化がない。
最寄り駅にあるものはパチンコ屋と居酒屋と、、、
子供やお年寄りのイメージもまだまだ強く、カフェをやろうと思う人も少ないのかも知れない。


それも承知だけれど、やっぱり地元に出したい。
データでは若い人や夫婦もたくさんいる。
わたしの勤めるドーナツ屋さんにも、
若い女性がたくさん買いに来てくれる。
だから出してみる価値はある。もっとリサーチが必要だけど。


あー
お店やりたい。
熱が高まる。


不動産屋さんのいかしたお兄ちゃん、物件がんばって探して!!!
地元らしからぬ雰囲気のお兄ちゃん、よろしく!!!
また週末は物件を探す旅に出ます。


写真下はラタトゥイユ。水分もっととばさないとね。

わたしの最近

前回の更新から2カ月経ってしまった。
季節は初夏。
サンダルとか半袖とかいいなぁ。
緑は濃くてきれいだし、見とれてしまう。
夏の夜風は本当に気持ちよくて、何だか切ないような気にもなる。
自転車で駆け抜けたり、鼻歌うたいながらぶらぶら歩いたり。
そんな平和な景色は、世の中のおかしな事件を忘れてしまう。


さて、祖父の納骨も無事に済み、
ウィンキーのがんの転移は今のところなく
わたしは穏やかに過ごしています。


カフェ開業の方はというと、素人のわたしたちなりにメニューを考え、
それを固めるという作業をひたすらやっています。
その他業務的にも考えなくてはならない事がたくさんあり、
調べものや資料づくり、勉強を同時進行。うーん、、できているのかしら。


やっぱり日々に流されてしまう事も多々あって、
カメさんのようにゆーっくり進んでいる状態。
不動産屋さんにも数件まわってアドバイスをしてもらったりしました。
まだまだ探し中。


夢があっていいねと思われます。
でも、夢には超リアルな事情がつきまとい、決して華やかなことばかりじゃないんだなぁと実感する。
個人でお店をやられている方、本当に尊敬です。
夢とか言って恥ずかしく思ってしまう33歳。
でも夢です、これは。


人生が一冊の本だとしたら、もう半分ぐらいのいいところ。
面白い部分。これから一波乱あるようなところかもね。
でもきっとそれがいいのさ。


こうしてわたしが夢に向かえるのも両親が元気なおかげだなと
つくづく思う。
むんちゃんの方も。
いつも見守ってくれててありがとう。


もう少し待ってて。